日本におけるオンラインカジノの合法性イド
そんな人気絶好調のオンラインカジノですが、そもそも日本でオンラインカジノをプレイするのは合法なの?そんな疑問を持ったプレイヤーもいるかもしれません。法規制に関する知識不足はしばしばプレイヤーの無駄な不安につながることから、この記事ではCasinoAlphaのカジノエキスパートである佐藤麻衣が日本のオンラインカジノの合法性について詳しく解説します。日本におけるオンラインカジノは2013年頃から普及し始め、2019年頃より大ブームの様相を呈しいい気に普及が広がり、以降2021年まで毎年40%増の勢いでプレイヤー数が増え得続けて今に至ります。
- 日本のオンラインカジノは合法なのか?
- ランドベースとオンラインでのカジノの法律上のデータ
- オンカジ合法性を評価する際の要因
- 信頼できないカジノのサイン
- オンラインカジノのセキュリティについてのヒント
- 日本におけるオンラインカジノの合法性-まとめ
日本のオンラインカジノは合法なのか?
日本の法律では、海外の企業でライセンスを得たカジノ企業がインターネットを介して日本の法域内にいるプレイヤーにオンラインで提供するカジノサービスを取り締まる法律は存在していないのが現状です。
日本においては、刑法で定められている通り、賭博は違法です。胴元として賭博を開催することも、そして参加者として関与することも違法です。ではなぜ、日本ではこれほどまでにオンラインカジノが語られれているのでしょうか?日本の刑法では、胴元と参加者が国内にいる場合にのみ刑法が適用されるため、オンラインカジノに関する厳密な法律は存在していないのが現状です。
明白に不法とは言えないものの、法規制が存在しない
つまり、現行の法律ではオンラインカジノを取り締まれないのが実際です。憲法で通信の自由が保障されている以上、日本ではインターネット通信を検閲することはできません。つまり、オンラインカジノへのアクセスを制御する法整備は不在なのです。これを言い出したら、きりがありません。ラスベガスに飛行機を飛ばしている航空会社が賭博罪・賭博ほう助罪に問われるのか?そんなことはありません。
以前、警察が日本でオンラインカジノをプレイするプレイヤーを検挙したことがあったのは事実ですが、裁判で争った結果、日本の現状の法律では賭博を禁止する刑法には違反していないとの判決が出ているのです。賭博は違法であるものの、その賭博の成立根拠として、胴元と参加者が日本国内にいること、という法律を超えた範囲でのカジノを規制する法律が存在していないのが実際なのです。
閣議を通過したIR法案はランドカジノを規制するもので、オンラインカジノを規制するものではない
統合型リゾート(IR)、つまりカジノ複合型リゾート施設の開設が日本で話題になって久しいものの、この法律はあくまでランドベースのカジノの設立を検討するための法律です。日本国外でライセンスを得、オンラインでギャンブルサービスを提供する企業を取り締まる法規制は現在、日本には存在していません。
賭博は賭博なのですが、オンラインで胴元が海外にいてプレイヤーが日本にいるオンラインカジノは、現行の法律の適用外なのです。
ランドベースとオンラインでのカジノの法律上のデータ
カジノタイプ | 合法性 | 詳細 | 税 |
---|---|---|---|
ランドカジノ | 制約付きで合法 | 2018年に議会を通過したIR法案では、カジノを含む統合型リゾート3施設の設置を認可。 東京、大阪などの大都市で運営 日本の居住者は、入場料の支払いと身分証明書が必要 ゲーミングからの収入に対し、30%の税率適用 | ゲーミングでの利益に対し30%の課税 |
オンラインカジノ | グレーゾーン | オンラインカジノを合法または非合法とする明確な法律は不在 政府による規制はなし 一部のオフショアサイトが日本人プレイヤーを受け入れ銀行によっては、オンラインカジノとの決済を拒否する可能性あり | 日本政府による直接の税徴収はない |
日本では今、IR(統合型リゾート)の枠組みでカジノに関する法規制が整備されつつあるものの、オンラインカジノを禁止する直接の法律は存在していないのが現状です。賭博自体は違法ではあるものの、ではなぜラスベガスに飛行機を飛ばす航空会社が賭博法違反とならないのか?という質問への明確な答えがないのと同様、インターネットによる賭博を直接禁止する法律が存在していないため、オンラインカジノは法律を通じた対策がなされず、グレーゾーンというべき状態のままとなっている状況です。
要点
- IR法案により、ランドベースのカジノは日本で合法的に運営できるよう議論が進んでいるものの、観光客ではない日本国民の入場は高額の入場料と共に厳しく規制されている
- 日本におけるオンラインカジノは、明確に禁止する法律が存在せず、グレーゾーンのまま運用されている
カジノの種類 | 法規制 |
---|---|
ランドベースカジノ | IR法案で規制 |
オンラインカジノ | 直接禁止する法律が存在しない |
公営ギャンブル | 各官公庁が管轄 |
パチンコ | 遊戯として警察庁が管轄 |
その他のアングラギャンブル | すべて違法 |
オンカジ合法性を評価する際の要因
おすすめオンラインカジノでプレイすることの合法性を検討するなら、以下に挙げる項目を検討することが大切となります。オンラインカジノのこれらの側面を確認することで、安全にプレイ、入金、出金ができる安全なオンラインカジノを選ぶことができます。
ライセンスと監督機関
日本国外の法域(マルタ、キュラソー、イギリス、ジブラルタルなど)で、定評のあるライセンスを取得しているかどうか
企業としての評判
- 営業年数は何年か
- 違反やペナルティの経験があるか
- オンラインカジノの評判は良いです?
ゲームのソフトウェア
NetEnt、Microgamingなど、定評のあるプロバイダーの提供するゲームを配信しているか
ユーザーのレビュー
決済やゲームの公平性について不平不満が観察できるか
信頼できないカジノのサイン
- ライセンス関連の情報の不在
定評のあるオンラインカジノでは、必ずライセンス情報をトップページのフッターまたは企業情報ページ、もしくは利用規約に登録ライセンス番号や規制監督機関の情報を掲載しています。
- 企業の所有者や関係性についてのあいまいな情報
信頼のあるオンラインカジノでは、運営企業だけでなく、その所有企業についても詳細な情報が掲載されているはずです。記載がない、もしくはあいまいにごまかしているような表記の場合、サポートに遠慮なく確認の連絡をしましょう。まともな答えが得られなければ、不正に運営されている企業である可能性が高くなります。
- 定評・実績のないゲームプロバイダー
オンラインカジノで提供されているゲームプロバイダーも、各種法規制監督機関のライセンスや認証を得ています。すべてを確認するのは手間がかかるものの、聞いたことのないプロバイダーの名前が見られるようであれば、ライセンス取得状況を確認しておくべきと言えます。
- 豪華すぎるボーナスやその規約
ボーナスの公平性・正当性については、当サイトの別ページで詳細を解説しています。あからさまに提供されているボーナスの条件が甘かったり、額が大きすぎる場合、ユーザーを呼び寄せるためのタダのエサの場合があります。
- ひどい評判とレビュー内容
現代のインターネット社会では、ユーザーに極端に不利な運営、不誠実な営業をしているオンラインカジノは、その評判がネット上に既に広まっています。そうしたレビューについても確認し、真の価値を見極めるようにしてください。
オンラインカジノのセキュリティについてのヒント
- 実績と評判が確立したカジノを選ぶ
- カジノライセンスを常にチェック
- ボーナスと利用規約をよく確認する
- 利いたことのないカジノであれば、少額の入金から始める・出金が可能かどうか、実際に試す
- 個人情報や金銭関連の情報の提供は慎重に
日本におけるオンラインカジノの合法性-まとめ
日本におけるオンラインカジノの合法性は、現状グレーゾーンにあると言えます。賭博自体は違法ではあるものの、オンラインで海外のサーバーに接続しカジノサービスを受けることを直接に取り締まる法的根拠は存在していません。以前、オンラインカジノを配信していたプレイヤーが警察に逮捕されたものの、検察により不起訴となった事例がその実例と言えます。
とは言え、オンラインカジノは日本の法律で監視・保護されていないからこそ、詐欺的なカジノやユーザーの資金をだまし取ろうとするオンラインカジノが存在するのも残念ながら事実です。認可され、検証されたボーナスカジノのみ,CasinoAlphaでは、そのようなリスクのあるカジノは一切排除し、実績と定評に裏打ちされた信頼のおけるオンラインカジノのみを紹介しています。各カジノの紹介ページのリンクより、安心して登録してプレイできることを100%保証します!