オンラインカジノの責任あるギャンブル

オンラインカジノの責任あるギャンブルの限度額とその設定方法について

8 min

カジノに免疫のない日本人は、ギャンブル依存症に陥る可能性も否定できません。厚生労働省の調査によると、日本の成人の2.2%に当たる196万人が過去1年間でギャンブル依存症に近い状態に陥った可能性があると推計されています。健全なカジノプレイに欠かせない、責任あるギャンブルとそれを補助するツールについて、CasinoAlphaのカジノエキスパートである佐藤麻衣が詳しく解説します。

オンラインカジノで提供される責任あるギャンブルツール

ツール種別 制限ツール 内容 適用方法
自己制限ツール 入金制限

 

セッション時間制限

1週間、1日など、任意の期間での入金額に上限を設けるツール。

 

1時間おきなど、セッション時間を通知するツール。

マイアカウントで操作、またはサポートに依頼。

カジノサイト利用時に自動で通知。

自己除外ツール アカウント停止 1か月、3か月、半年など、任意の期間でカジノアカウントを利用できなくするツール。 マイアカウントで操作、またはサポートに依頼。

オンラインカジノで提供される責任あるギャンブルツールには、大きく分けて自己「制限」と自己「除外」の2種類があります。制限は、プレイ内容に上限を設けるもので、やりすぎ、のめり込みすぎ、資金の使い過ぎを防止するツールです。こうしたツールを活用しても、ギャンブルの影響が日常生活に支障をきたすようになってしまった場合、より長期に渡る自己「除外」により、ギャンブルから一定期間離れ、自分を見つめ直す時間を取ることができます。

日本の遊べるオンラインギャンブルで自己制限を設けるメリット

  • 支出を制限できる:時には、ギャンブルで熱くなってしまうことがあるかもしれません。そんな時にブレーキをかけてくれるのが自己制限です
  • 負けを追わずに済む:負けが込んでくると、損失をギャンブルで取り返したいのが人情です。しかしこのように感情的になっている時ほど、事態は悪化する可能性の方が強くなります
  • エンタメ資金の管理:ギャンブルは、余暇活動です。余暇の予算は、人それぞれ異なります。その予算の範囲内で楽しむ習慣が身につきます
  • 責任あるギャンブル:ギャンブルは分別ある成人のたしなみです。成人には、より大きな社会的責任が伴います。家族や周囲に迷惑が掛からないようにプレイするのも、ギャンブラーの務めと言えます

制限を設けるタイミング-4つの兆候

  1. 負けた額を取り返そうと焦り始めている
  2. ギャンブルのために、仕事、社会的つながり、余暇活動に割く時間を犠牲にしたり、無関心になっている
  3. ギャンブルを減らそうと努力しても結果が実らない
  4. 友人や家族があなたのギャンブルについて懸念を持っている

これらの兆候は、自分で意識していないと気づけないものです。他人が注意してくれる場合、それほどあなたのギャンブルへの傾倒は顕著であることにもなります。多くの場合、ギャンブル依存症は自分の問題を超えて他社にも迷惑をかけることになります。さらに、周りからの心配や助言に対し、自分が否定されたような感覚に陥り、悪循環が強まっていきます。「自分に限って、そんなことはない。人の意見にはちゃんと耳を傾けている」と思っている場合にこそ、改めてこれらの点を日々見直すようにしてください。

オンラインカジノでの各種限度額・制限の設定方法

  • マイアカウントもしくは責任あるゲーミングツールページで、適用させたい制限・限度額を見つける
  • 利用可能額上限、または期間を設定する
  • 有効化すると、制限適用期間中は変更ができないため、再確認する
  • カジノサイトに責任あるゲーミングツールページがない場合、メールやチャットでサポートに相談する

また、上記以外にも、スロットの場合などは特に、オートプレイ時に損失額制限を設けることができます。他にも、1回の当たりでの賞金額で指定の金額の当たりが出たらゲームを止める、などの方法もあります。ギャンブルは、欲しい額と失っても構わない額を事前に決め、その範囲を厳格に守り抜き、従いながらプレイすることが大切です。大きな賞金が得られたとしても、プレイを続けて結局資金がなくなってしまっては元も子もありません。そのため、入金額に限度を設ける→ゲームごとに損失額に限度を設ける→1週間、1か月単位で限度額を決める→手に入ったら納得いく1回あたりの当たり額を決めるの順で限度・制限を設けると良いでしょう。

オンラインでのカジノプレイで設けるべき制限

  • プレイ時間制限
  • 入金額上限
  • 損失許容額上限
  • 1回あたりのベット額上限
  • プレイ時間中の必須休憩時間

これらの制限は、プレイヤーが自ら設定できるものも、カジノ側で強制的にリマインダー表示をしてくるものもあります。いずれも、感情的になって損失額を追いかけてベットを上げたり追加入金したりして理性を失い婦のスパイラルに陥ることを防いだり、一発逆転を狙って無茶なベットをしたりするリスクを押さえられる優れたツールとなります。節度あるギャンブラーは、何十時間もぶっ通しでギャンブルをしたりはしません。初心者であればなおさらイメージがつきにくいかもしれませんが、初心者であればあるほど積極的にこれらの制限を活用すべきというのが当サイトのカジノエキスパートの意見です。

プレイヤー向けツールを活用して自分のギャンブルをモニタリングする方法

  1. 利用額、ゲームの1回ごとのベットの勝敗統計、利用時間などを追跡するトラッキングツール:定期的に、自分のギャンブルを振り返るのに役立つツールです。
  2. 勝敗を統計したグラフ:視覚的な自分のギャンブル情報は、自己認識を正確に把握するのに役立ちます。

自分で設定した制限を守り抜くための方法 | エキスパートからのヒント

  1. リマインダーとアラートを設定する:予定しているカジノでの時間と金額に対し、30%、50%など節目となるタイミングで通知を設定するのが有効です
  2. 定期的なブレイクを取る:最低でも1時間に1度程度は、休憩が必要です。のめり込みを防止するのに最適なのが、休憩です
  3. ギャンブル中はアルコールを控える:アルコールは、判断力を鈍らせます。せっかく決めた上限・限度額も、アルコールの力で無力化されてしまう可能性があります
  4. 負けは追わない:負けた額を取り返そうとすると、焦りにより正常な判断がしにくくなり、高額のベットをしたり、戦略から外れた行動をとりがちになります
  5. 勝てたらラッキー、と構えておく:ギャンブルは生活のための資金の糧・収入源とはなり得ません。あくまで、娯楽として楽しむうえで、利益が残ればラッキーととらえておきましょう
  6. 入金前に、その資金がなくなったところを想像する:入金していいカジノ資金の額は、そのまま負けてなくなったとしても悔いのない額、となります。入金前に、その額がなくなってしまったところを想像し、それでも納得できるかどうか自問してみましょう

責任あるゲーミングツールを活用することのメリット

  • 自制心:何より、自制心が身につきます。自分の行動を第三者的目線で評価できるようになり、のめり込み過ぎて周りが見えなくなるリスクが減ります
  • 健全な楽しみ:ギャンブルがますます楽しくなります。強迫的に「勝たなければいけない」というプレイスタイルとは無縁になり、ギャンブルを純粋に確率を楽しむ娯楽とできます
  • 生活に支障のないギャンブル:他の誰にも迷惑をかけることなく、ギャンブルに起因する鬱、窃盗、虚言など自分の性格への影響が薄まり、また社会や周囲の人々との関係も良好に保たれます

オンラインカジノの責任あるギャンブルの限度額とその設定方法について-まとめ

制限を設ける、限度額を設けるというと、自然と勝てる可能性にも蓋をしてしまうことになり、納得がいかないかもしれません。しかし、ギャンブルは大きく稼ぐことも1つの魅力であることは確かながらも、どこまで行ってもやはり運、確率の話になってきます。確率はいわば自然界の法則であるのが事実であり、人間の手でコントロールしようとしてしきれるものではありません。その自然の力には向かおうとせず、自分の限界を知り、自制そして自省しながら楽しむのがギャンブルなのです。

責任ある限度額を設けることで、自分の金銭と社会的資本(人間関係、趣味、家族)そして精神的健康を守ることになるのです。当サイトで掲載している推奨オンラインカジノでは、こうした「自分を守るためのツール」、「責任ある社会人としてギャンブルを楽しむためのツール」を備えた優良カジノばかりです。当サイトのリンクより、ぜひこうしたユーザーの立場に立って健全なギャンブルを提唱するオンラインカジノでエンタメとしてのギャンブルをお楽しみください。

著者
明美桜田
著者明美桜田著者と編集者 の Casino alpha

明美桜田は、オンラインカジノ界に新鮮な視点を提供することに熱心なカジノ専門家であり、言語愛好家でもある。彼女のギャンブル業界における専門知識は、日本人プレイヤーがオンカジでプレイする際に最適な行動を選択できるように、客観的で価値のある情報を提供するために役立っている。