KYCとは|KYCを完成させる方法のガイド
KYC(本人認証)って何?KYCとは、Know your customerの頭文字をつなげた略語で、企業がサービスを提供する相手が誰なのかを把握する義務、つまりユーザー目線で見れば、本人であることを証明する手続きとなります。この記事では、CasinoAlphaのカジノエキスパートの山本晴が、KYCはなぜ必要なのか、スキップできないのか、KYCをすべきタイミングについて、分かりやすくガイドにまとめて解説します。
- KYC手続きはこうやる-シンプルな8ステップの手順ガイド
- KYC手続きで必要になる書類
- 本人認証にかかる時間
- 再認証が必要になる場合
- KYC認証不要のオンラインカジノ
- KYCでよくある拒否理由
- KYCを完成させる方法のガイド-まとめ
KYC手続きはこうやる-シンプルな8ステップの手順ガイド
- 当サイトに掲載している推奨オンラインカジノへのリンクから、オンラインカジノ登録ページを開く
- 登録ボタンを押す
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど必要事項を入力する
- アカウントを認証する
- アカウントのマイページで、KYC本人認証手続きのリンクを押す
- 本人確認書類の写真を撮る、またはスキャンする
- 写真、またはスキャンした書類のコピーの電子ファイルをオンラインカジノでアップロードする
- 本人認証完了通知を受け取り、kyc認証手続き完了
オンラインカジノでKYCが大切な理由
KYCは、実はオンラインカジノ独特の手続きではありません。現代では、銀行、仮想通貨取引所、証券会社、国際送金サービスなど、主に国際的な金融の枠組みにかかわるサービスで口座を開設する際、必ず利用者に求められる手続きで、サービス提供側には法律で義務化されています。よって、この手続きを行わなければ口座開設またはアカウント開設が完了せず、サービスが提供されません。
これは、国際的なテロ資金供与防止やマネーロンダリング対策として位置づけられているものです。例えば、オンラインカジノに入金し、ゲームをちょこっとだけ遊んで出金し、その記録が残れば、その資金は「カジノで得た資金」となり、資金のデモとを追跡するのが難しくなり、金融犯罪の温床となってしまいます。一般市民であるプレイヤーにとっては資金洗浄やテロ資金供与などは無縁の話のように思えますが、こうした国際的な秩序を維持するためにKYC手続きはなくてはならないものなのです。
KYC手続きで必要になる書類
- パスポート(有効期限内)
- 運転免許証(有効期限内)
- マイナンバーカード(有効期限内)
このほか、本人確認手続きと併せ、住所確認手続きが必要になる場合もあります。プレイヤーが、在住している国を偽っていないか、一部利用除外対象国の国民・住民でないかなどを証明する手続きで、以下の書類のいずれかが必要になります。
- 公共料金の利用明細(その日から3か月前以内に発行されているもの)
- 住民票の写し(その日から3か月前以内に発行されているもの)
- 住居の賃貸契約書(署名・押印ページ含めた全ページ)
- ローンの融資明細(署名・公印が必要)
- 銀行取引明細書(銀行の公印が必要)
本人認証にかかる時間
本人認証手続きにかかる時間は、オンラインカジノによってまちまちです。例えば、CasinoAlphaでおすすめするカジノの1つであるボンズカジノでは、サイトに最大3営業日と書かれています。
一部のカジノでは、運転免許証などは機械・アプリによる自動読み取りで非常に迅速な確認が行われ、早ければ1時間以内に終わる場合もありますが、これは例外的なレベルの速さと見てよいでしょう。提出された書類は、オンラインカジノが提携する認証サービスプロバイダーにより、一件ずつその正当性を確認するため、カジノの利用者が多く申請が重なる場合などに時間がかかってきます。
KYC本人認証を済ませるべきタイミング
KYC認証は、実は済ませなくても、カジノでのプレイ自体は続けられます。ただし、あるタイミングで必ず本人確認手続きが必要になります。それが、「出金リクエスト」をするタイミングです。どんなに賞金が積み重なったとしても、本人確認を終えてなければ、出金をリクエストすることはできません。
オンラインカジノになれているプレイヤーにとってはこのことはもはや常識であるものの、新規プレイヤーにとっては「面倒くさいな」との印象を持ってしまうかもしれません。そんなこんなもあって、オンラインカジノでは本人確認手続きを急かせることはありません。登録後も、本人確認手続きをしなくても、プレイを続けること自体は可能です。ただし、最高オンラインカジノでプレイする目的の1つが賞金獲得である以l上、いつかは必ず対応すべ黄と言えます。
再認証が必要になる場合
KYCは、実は1回済ませればそれで終わりというものではありません。特に、大きな賞金額(一概には言えないものの、普段の利用量と比較して数十倍単位の賞金)を引き出す際には、追加で本人認証を求められることがあります。これは、ユーザーの本人情報に変更がないか、最新の情報を確認する意味と、何らかの理由で1度目の本人確認手続きを不正により潜り抜けていないかを確かめる意味があります。
正しい本人情報に基づいてプレイしており、他のプレイヤーのなりすましなど後ろめたいことがなければ、一切問題にならないはずですが、前もやったににまた?と面倒に感じることがあるかもしれません。とは言え、健全なオンラインカジノ運営に協力する意味も込めて、避けては通れない手続きとなります。決して、カジノからの要求に対し邪険な態度で接したりしないでください。
KYC認証不要のオンラインカジノ
KYC認証不要のオンラインカジノなんてあるの?と思ったかもしれませんが、実は存在します。その筆頭が、Bitcasinoです。同オンラインカジノは仮想通貨による入出金をメインとしているカジノで、本人認証手続き不要で入出金できます。仮想通貨は現状取引所経由でしか手に入れられないため、本人認証は済んでいるという考え方と見られます。ただし、同カジノでは法定通貨によるサービスも行っており、また高額出金時にはカジノには本人確認を要求する権利があるとサイトに示されています。
また、例外的ではあるものの、当サイト推奨カジノの1つであるエルドアカジノでも本人認証せずにプレイを続けられます。この場合、Liteバージョンのアカウント登録をすることになりますが、手続き不要な傍ら、請求できるボーナスは制限されます。そしてやはり、出金はできず、VIP特典などにも制約が発生します。手続きは余分に発生するのは事実なものの、FULLバージョンの利用を動機づけていると言えます。
KYCでよくある拒否理由
- 写真やスキャンがテカって光が反射し、読み取れない
- 文字がぼけている
- ファイルサイズが大きすぎる
- ファイル形式が受け付けていないものになっている
- 有効期限が切れている
- 書類の四隅が見えない
- 編集・加工している(明度調整を含む)
- 書類原本の汚れにより文字が完全に読み取れない
スムーズなKYCのためのアドバイス
- 書類は最新のものを用意する
- 出来れば日中、屋外の日光が届く場所で撮影する
- ケータイの写真の場合、リサイズ機能でサイズを小さくする
- スキャンの場合、なるべくPDFかJPGで読み取る
- 部屋の中で夜間に撮影する場合は明度が足りない場合が多く、特に影に注意
- 書類の折り目に注意
KYCを完成させる方法のガイド-まとめ
- KYC手続きとは、国際的な金融における法的枠組みの順守に必要な手続きで、オンラインカジノを含めあらゆる金融サービスで欠かせないものです。
- KYC手続きのやり方は、①サービスに登録、②本人確認書類をアップロード、③KYC手続き完了通知を持って手続き終了、となります。
- 本人確認資料として求められるのは、①パスポート、②運転免許証、③マイナンバーカードのいずれかまたはその組み合わせとなります。
- オンラインカジノでは、提出された情報を提携する認証サービスプロバーダーを利用して正当なものであることを確認します。
- 認証手続きはいつでも行えますが、出金の際には必ず必要になります。また、高額の出金をリクエストする際にも必要になります。
- よくある手続き失敗および拒否理由は、書類が読み取れない、もしくは有効期限が切れた書類を使っているのいずれかがほとんどなります。
上記の点をすべて考慮し、オンラインカジノに登録したらすぐにKYCプロセスを完了させ、遅延のないスムーズな出金手続きを行いましょう。